通常のプリンタじゃない、ちょっと変なプリンタ群をご紹介。

いまさらP-touch

ブラザーから出てるP-touch、いわゆるラベルプリンタなんですが、 世間一般にはテプラもどき、として認識されています。 でもオリジナルはP-touchでして、よくできているんですよ。

P-touchは印刷部をラミネートテープでカバーして耐久性があるのがウリなんですが、 実はラミネートテープのほうに上下さかさまに印刷後、背景テープを貼り合わせています。


3.5/6mm9mm12mm18mm24mm36mm
通常
(倒立像)
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アイロン
リフィル
(正像)
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HGテープ ○●○
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RFID24mmは全穴あきでテープ上部にでっぱり
ちなみにテプラと構造が同じなノンラミネートなテープもあり、正像として転写されます。 アイロンテープも同じように正像出力になります。
TZeテープにはキーホールがあり、最近の機種では古いTZやMAXレタリテープは使えなくなってます。

電源は9Vで最大5W程度ですが、PT-18Rで内蔵電池を充電するには仕様にある9.5Vはだめで、 12Vで7W程度必要です。


Bepopラベルプリンタ CPM

P-touchの36mmなんかじゃちっちゃい!という困ったあなたのために、 MAXからカッティングプロッタで熱転写印刷もできる機種があります。 たぶんBrotherのOEMで、昔のごっついプリンターな構造をしてます。 10cm幅でUSB持っている機種一覧。
機種名 DPIインタフェースリボン
検知
シート
残量
自由
カット
写真
印刷
対応ソフトJAN
LC-100KC  USBカットのみ EX対応4902870 644987
PM-100 203USB+セントロ印刷のみ ×EX対応4902870 645007
CPM-100203USB+セントロ×××BepopPCのみ4902870 666477
CPM-100H 406USB+セントロ×××BepopPCのみ4902870 687823
CPM-100 II 203USB××EX対応4902870 735210
CPM-100H II 400USB+LAN××EX対応4902870 735227
CPM-100 III 203USB××EX対応4902870 779429
CPM-100H III 400USB+LAN×EX対応4902870 779436
CPM-100SH 600USB+LAN×EX対応(Pro付)4902870 779443
PM-100W CPM-100 III のリネームEX付属4902870 804213
CPM-100H4 CPM-100H III のリネームEX付属4902870 804206
CPM-100SH2 CPM-100SH のリネームEX付属4902870 804220
CPM-100H5 400USB+LANEX対応4902870 823917
CPM-100SH3 600USB+LANEX対応4902870 823924

ソフトはBepopPC→BepopPC Pro(別売)→BepopPC EX(ダウンロード可)の順に高機能です。 シート残量検知は×だと逆に末尾にNがないロールシートも使えますが、 中古機種は前後のごみ取りスポンジが劣化しており、 前はネジ2つですぐはずせますが後ろ側は分解後Eリングをはずし棒を引き抜く必要があり結構面倒です。
インクリボンのラベル裏には15693のRFIDチップ(Tag-it、32バイト)が内蔵されており、 リボン種類と残量を管理しています。やっぱりBrotherですね。

BepopPC EX シンボルファイル(.pcf)出力(2018-8-10)
イラレのファイルをカット枠に変換できるよう、Inkscapeのextensionを作成しました。 (はとの日バージョン)


SV-P25

熱溶融型の小型モバイルプリンタです。 USBは1284に準拠してない独自プロトコルですが、データは640x1008の画像を上から2列づつ、 1行目Y(640)、2行目Y(640)、1行目UV(640)、2行目UV(640)の順で合計1290240バイトを垂れ流しになります。

REX-WIFIUSB2をhackしてUSBデバイスサーバ化してつなげたらiphone等から印刷できてよさげですが、 ラミネート印刷時に2A以上喰って落ちてしまうんですよね。 生きている電池はなかなかないので困ったものです。


OKI ET-5670SR

カシオの楽一専用(S-PR-104BX)として安価に出回っているプリンタ …とうとう普通のドットインパクトプリンタも特殊印刷機扱いか。
物としては5350SEが近いのですが制御コードが違いOKI Standardで、 Win10ではOKIのドライバはすべてESC/PになっちゃってるのでそのままではNG。 5650SU-Rのドライバをインストールした上で、 プリントサーバのプロパティからGPDファイルを探して編集し(C:\WINDOWS\system32\spool\DRIVERS\x64\1\OK565SRJ.GPD等)、 ESC/Pモードを指定します。
*Command: CmdStartDoc
{
    *Order: DOC_SETUP.1
    *Cmd: "<1B2FFE><1B>@<181B>t<011B>R<08>"
}
なお、OKIからドライバダウンロードしなくてもダミーのローカルプリンタ(LPT1:等)を手動追加→ Windows Updateから(数分)→OKIの5650SU-R(Microsoft)で作って 削除しておけばドライバが取り込まれるので、デバイスマネージャのドライバの更新で選択可能です。
とはいっても目的はヤマト便伝票を出したいだけなので共有かけた上で
net use lpt1 \\myname\myshare /persistent:yes
してあげればあとはAccessのVBAから直接制御コード出せます。