注意:結構細かいので、半田付けに慣れている人にしかおすすめしません。 もちろん、適用結果には責任は負いません。
ケーブルについている小さな箱の、 シールのはってある側の長辺を内側に押すようにすると、 箱が開きます。中にはレベル変換用のICが入っており、 概略の回路図は以下のようになります。
(To MG) IC (To Dsub) GND P1-1 --GND GND-- P2-7 (GND) RxD P1-2 <--- [24 6] <--- P2-3 (TxD) TxD P1-3 ---> [25 5] ---> P2-4 (RxD) DTR P1-4 ---> [19 11] -+-> P2-8 (DCD) +-> P2-2 (DSR) DCD P1-5 <-+ DSR P1-6 <-+- [21 9] <--- P2-9 (DTR) RTS P1-7 ---> [23 7] ---> P2-6 (CTS) CTS P1-8 <--- [22 8] <--- P2-5 (RTS) ??? P1-9 --GND +5V P1-10 P2-10,11,12 n.c. n.c. P1-11 FG P1-12--GND GND-- P2-1 (FG)ICはLinear TechnologyのLT1330(あるいは互換)が使われており、 こちらのリンク
ちゃんとした回路図はYuzoさんのページ にあります(すごい!)ので、
参照してください。
(To MG) IC (To Dsub) GND P1-1 --GND GND-- P2-7 (GND) RxD P1-2 <--- [24 6] <--- P2-3 TxD P1-3 ---> [25 5] ---> P2-4 DTR P1-4 ---> [19 11] ---> P2-8 DCD P1-5 <--- [20 10] <--- P2-2 DSR P1-6 <--- [21 9] <--- P2-9 RTS P1-7 ---> [23 7] ---> P2-6 CTS P1-8 <--- [22 8] <--- P2-5 ??? P1-9 --GND +5V P1-10 P2-10,11,12 n.c. n.c. P1-11 FG P1-12--GND GND-- P2-1 (FG)あとは、DSub側をストレートになるように、コネクタにあわせて接続してください。 P2-2とP2-8は注意して下さい。P2-2は改造前はDSRでしたが改造後はDCDに、 P2-8は改造前はDCDでしたが改造後はDTRになります。 私は、小さな箱自体にDSub9ピンをエポキシで固めてしまいました。
モバイルギア本体に接続する前に、 最低でも+5VとGNDがショートしていないかぐらいはチェックしてください。
注意:モバイルギアのBIOS経由でRS232Cをアクセスすると、 CTSやDSRが無条件にイネーブルになります。 (RTSやDTRの出力側は不明) これはBIOS内部(v42?)でマスクしているためであり、 直接ハードウェアをアクセスした場合は大丈夫なようです。