テラバイトキューブもしくは組み立て手順書
会社のサーバマシン、今使っているのが5年超しでいいかげんへたれなので、
今後5年のサーバとして組み上げました。
ケースは27cm角の奴です。
奥行きあると床置きになって取り回し面倒だし、
ラックは移動がお手軽じゃないので。
背面を大きく5インチ2段分切り取ってあります。
電源はHP2-6460P。
ケースの都合上通常サイズでファンが横についていなくて容量の大きい奴。
長い24pinは切り取って20ピンにしたり、
使わないコネクタは電源内部で切断しています。
マザーはIntelのD845GERG2。Pen4/2.4GHz。
MicroATXで64bitPCIのマザーが出るまでのつなぎです。
RAIDカードEscalade 7500-8、1000BASE-TがIntel PRO/1000MTを加えて計3つになります。
ハードディスクはIBM Deskstar 180GXPを7つをRAID5で
計180GB x 6 = 1,111,687,718,400バイトです。
ガラスをやめてアルミプラッタに戻したのは訳ありと睨んでます。
#6のディスクは3.5inHDDベイとFDDベイの中間に付けています。
下側につけるとPCIカード上辺にぴっちり接触してしまって
#6をはずさずにカードを抜き差しできなくなって、
パズルみたいになってしまうので。
(今でもパズルですが…)
次に#2は5インチベイ下面から吊るします。
ネジの頭が飛び出ないようにざぐりした穴を開けて、皿ネジで固定します。
5インチベイ2段で3台のハードディスクを付けられるマウンタを取り付けてから、
電源を取り付けます。
さすがに2段で3台だとすきまがほとんどなく熱問題ありなので、
ステイ金具を利用して5インチベイ上方に飛び出す形ですきまを広げています。
最後に電源手前の空間に#1と#0を取り付けます。
これも前面パネルにざぐりした穴を開けて皿ネジで固定します。
さらに前面には化粧パネルがつくので外からネジが見えたりはしません。
ケーブルの配線は、7台すべて30cmのスマートケーブルで届きます。
手前の小基板は555を利用して、
0.5秒以上押さないとリセットがかからないように、
またCOM1のBreak5秒でリセットがかかるようにしてあります。
この後1000Baseカードを刺してネジ止めし、
5インチベイマウンタのプラスチックパネルをはめておしまいです。
ケースはあと2cmづつ大きかったらいろいろ不具合が解消されるんだけどなあ。
ドライブベイの前面部はまるまる空いているので、
ドライブベイの扉を開けるとVGA液晶、とかにでもしようかな。
3wareのRAIDカードの使い心地はなかなかいいです。
縮退したのを再構築する場合、BIOSでその旨指示してもその場では再構築せず、
起動後10分ぐらいしてから通常の作業をしながら再構築されるため、
システム停止時間がハードディスクの入れ替え時間だけで済みます。
また再構築の途中にhaltすると再構築は一時停止され、
再起動すると再び10分後に続きが行われるので、
再構築中でも安全にリブートできます。