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メモリマップ
内蔵
I/O
000000

00007F
CPUの内蔵I/O領域、詳細はCPUのマニュアル参照
内蔵
RAM
(4K)
000080

00107F
ROMコピー(バス切断時用等)、システムスタックなど
外部
I/O
001100

007FFF
LCD制御、キー入力、PHSバッファ、PCMCIAなど
内蔵
ROM
(128K)
008000

00807F
CPU割り込みテーブル
008080

027FFF
内蔵ROMコード
▽リセット、EEPROMチェックなど
SRAM
(128K)
400000

41FFFF
キーバッファ、画面バッファ、
プログラムワーク、ユーザデータなど
EE
PROM
(1M)
600000

6FFFFF
ファームウェア、データベース、ユーザプログラムなど
(MID=0x1f, DevID=0xc4)
マスク
ROM
(2M)
800000

9FFFFF
漢字ROM、漢字変換辞書
24pixelフォントもあり

CPU
データスコープのCPUは、東芝のTLCS-900L系のCPUが使われています。 TLCS-900L系には、 内蔵RAMの容量や、I/Oの種類などにより幾種類かの型版があり、 データスコープで使われているのはおそらくTMP93CW46AF だと思います。

TLCS-900マニュアル
CPUの、アーキテクチャ/命令セット (アセンブラ) の説明。英語。 この日本語抄訳が開発キットに付随しています。
TMP93CW46AF (TLCS-900L) マニュアル (PDF, 12Mbyte)
DS110に使われていると思われるCPUのマニュアル。内蔵デバイスなどの説明。英語。 内蔵RAM4Kbyte、内蔵ROM128Kbyte、2 x 8bitタイマ、2 x PWMタイマ、 2 x 16bitタイマ、5 x シリアル、8 x ADコンバータ。
TLCS-900Lの感想
マニュアルを見ての、TLCS-900L CPUについての感想です。
アドレッシングモード
TLCS-900Lの、アドレッシングモードの説明です。
TLCS-900Lアセンブラリファレンスシート (MS-Word, LZH, 31Kbyte) 97-4-28
リファレンスシート (A4横1枚) を作ってみました。 アセンブラ書きのお共にどうぞ。
Windows95のCanvas3.5で作ったファイルを、 MS-Word 95 へメタファイルとして張り付けてありますので、 ダウンロード&展開後 MS-Word で開き、印刷してください。 Canvasは不要です。
EI命令の記述を直しましたが、 変更点は、EL→EI、#は0〜6 です。
逆アセンブラ (LZH, 26Kbyte) 97-2-17
バイナリファイルを逆アセンブルして標準出力へ出すだけの超低機能、 αバージョンです。 Win32-i386-console版実行ファイルとソースコードを同包しています。

ファームウェア (OS)
ds110os.s24ファイルがモトローラSフォーマットのファームウェアファイルで、 OS及び各種付属アプリケーションはここに格納されています。

OSのバージョン情報
OSの各バージョンと、主要なアドレスの情報、及び、タプル情報の説明です。
APIインターフェース
ファームウェア内には、 VW200プログラマにはおなじみの、GetPosとかPutStrとかの、 VW200レベルのAPIのエントリポイントがあり、開発キットに詳細が載っています。

ハードウェア制御

LCD

APIで用意しているLCD制御は文字出力、矩形イメージ出力とかだけなので、 ゲームなどで必要な場合は別の方法でアクセスします。

LCDへのアクセス方法

グラフィックライブラリ 110gc

キーボード

APIを使えば、現在の状態が取得できます。 切替えキー、電話キー、発信キーは、割り込みで持っていかれるため、 基本的には無効にすることは出来ません。

サウンド

DS110には、通話用スピーカと着信用ブザーの2つの音声出力がありますが、 非公開APIを利用して、単純な曲の出力をすることが可能です。

サウンド出力