理想のサブノート (99-9-3)
各社からいろいろなサブノートが出ていますが、
どうにも食指が動くものが見つかりません。
どういうことに使うためにどういうものが欲しいのか、というと、
- 常時持ち歩く … 時には机のない環境で情報参照
- 現場に出かけてデバッグ作業を行う
- 十分なハードディスク容量(6GB)
- 周辺機器の容易な接続
- 新宿御苑の緑の中で息抜きプログラミング
- 長時間電池駆動(6時間)
- 打ち易いキーボード(17mmピッチ)
という程度です。
これを元に「これが欲しい!」サブノートをまとめてみました。
別に無理難題を言っているわけではなくて、
現在の技術でもリーズナブルに実現可能だと思うのですが、
どっかで作ってくれませんかね?
全体
大きさ210m×145m×36mm、重さ0.9kg。なんのことはないA5サイズです。
厚みが結構ありますが、薄いのは「壊れ易い」ので個人的には嫌いです。
全体のデザインは角を取ってまるいイメージにします。昔のCompaq AEROみたいに。
CPUはmobile Celeron200MHzもあれば十分です。
もちろんそんな遅い製品は今やないのですが、
できるだけ最新プロセスのものを使い、最高時クロックを200MHzぐらいに落として、
電池を長持ちさせます。
画面
液晶は800x600のTFTです。日光下でもそれなりに見える工夫があるとうれしいです。
タッチパッドもトラックポイントも装備しません。
代わりにタッチパネルと、標準添付の「無線マウス」を使います。
キーボード
本体が小さい中で17mmのキーピッチを確保するために、
ばっさりキーの数を減らします。
これは非難あるかもしれませんが、
普段デスクトップPCを使っている上でほとんど使わないキーはとことんなくしました。
TABキーはfn+「→」キーです。fn+「←」キーでshift-TABと同等です。
TABがないくせにESCが独立してたり、
カーソルキーがviと同じ配置だったりするのは私の趣味です。
あ、もちろん英語配列です。
インタフェース
標準で搭載しているのは以下のインタフェースです。
- オーディオ入出力
- 100M Ethernet
- USB
- IEEE1394
- 無線マウス
- 無線通信
100M Ethernetがあるのは、会社など基地(^^;に持ちこんだときや、
デバッグ先のマシンにプログラムを転送する時など、
現状ではこれがいちばん接続し易いからです。
IEEE1394は将来への投資ですね。
それ以外のインタフェースは、拡張ベイにセットします。
拡張ベイには、PCMCIAを持ったもの、FDD、MO、
拡張用第2電池を持ったものが入ります。
PCMCIAインタフェースは取り外せるようにします。
最近では使われないことも多いですし。
この拡張ユニットにはシリアルとパラレルが付属します。
赤外線インタフェースは一切採用しません。
MOは、640MBのものであり、MOから直接の音声再生機能を持ちます。
デスクトップ機用インタフェースを介してCD-ROMをそのまま(音声トラックも含めて)コピーできるような機能を持ち、
また、このようなMOがセットされると、サブノート本体のソフトウェアからはCDに見えるようにします。
電池は、標準のもので3時間程度、拡張ベイに入れた第2電池まで含めて6時間使えるようにします。
実際、5時間以上「確実に」使えないと、電源のないところへ1日持ち出せません。
…とまあこんな感じです。
ロジック部の面積がHDDの裏ぐらいしかないのでそのあたりが苦しいかなあ。
あとは実現可能なレベルだと思います。
戻る