24termに関する雑多なQandA

…言い訳とも言う…

Q.バグです!

すいませんすいません。次回更新時かバグ総量が臨界点に達したら修正します。

Q.スクロールバーがつかえません。

スクロールバーを使うためには、接続する前にMisc->Buffer linesを 指定しておく必要があります。接続後に変更しても無視されます。 ええ、もちろん作者の手抜きです。
24term起動時にデフォルトで500行、とかにしておきたい場合は、 24termを起動し、まずメニューから.24ファイルの関連付けをして、 500行などと入力したら、そのままSave config...で設定ファイルを \Windows\プログラム\my24term.24とかの名前で保存します。 次回起動時にプログラムメニューからmy24term.24を選べばそのデフォルト値が 読み込まれます。

Q.24termを入れるとTrainの画面で文字が表示されません。

TrainのCreateFontIndirectでk12x10が選ばれてしまっているようです。 選ばれないように変更したバージョンをご利用ください。 ただ、IEでk12x10にフォント置き換えされることが多くなり画面が汚くなりますので、 利用状況により選択してください。 いろいろPANOSE値を変更してみましたが両立させる値はないようです。

Q.24termやJNetHack起動直後に例外0x80000002の致命的エラーがでます。

02-4-12版で改善したと思います。

Q.telnetd/NetBSDに接続できません。

ひえーごめんなさい。02-4-12版で改善したと思います。

Q.接続先文字列の詳細は?

ホスト名:ポート番号zscp
ホスト名はFQDN(ドメイン名を含む指定)あるいは10.11.12.13形式。 省略時はローカルホスト。
ポート番号は省略時23。
zはSSL Telnet接続。(telnet optionネゴ後SSL移行)
sはSSL接続。
cはzやsと共に用いて、サーバ証明書のチェック。
pはPassive(簡易サーバ)で、zやsと同時指定不可。ローカルホストのみ。
#デバイス名:通信速度:78neo12hsi
デバイス名はCOM1など。COMは省略できる。
通信速度は省略時9600。
7は7bit/char。
8は8bit/char。(デフォルト)
nはノンパリティ。(デフォルト)
eは偶数パリティ。
oは奇数パリティ。
1は1ストップビット。(デフォルト)
2は2ストップビット。
hまたはrはハードウェア(RTSCTS)フローコントロール。
sまたはxはソフトウェア(XONXOFF)フローコントロール。
iはSETIR(赤外線)モード。
##赤外線ソケット名
赤外線ソケット名ってどー使うんだ?

Q.300ボーでつなぎたいんだけど…

接続先に直接
#1:300
みたいに書けばよいです。 設定ダイアログのHostタブページの各コントロールは、 接続文字列を簡易に作成するためのもので、すべて手打ちしても全く問題ありません。

なお、Sigmarion1/2で接続ケーブルをストレート改造するとDSR、DCDもつかえるようになります。

Q.改行コードの扱いは?

受信改行コードとしてCRLFを指定した場合はCR受信でx=0、LF受信でy++です。 受信改行コードとしてCRの場合はCR受信でx=0;y++を行い、 受信改行コードとしてLFの場合はLF受信でx=0;y++を行います。
送信改行コードはリターンキーを押した場合の取り扱いであり、 Ctrl+MやCtrl+Jには影響しません。
IMAPサーバ等インターネットサービスに直接接続して試験する場合は、 両改行コードをCRLFにして、 echoを有効にすると便利です。

Q.色の設定にあるRndって何?

ここをチェックすると、背景色の範囲を指定できます。 同じサーバに複数接続する場合にこういう.24ファイルを作っておくと、 接続毎にランダムで違う背景色になり作業画面が識別でき便利です。

Q.背景絵の指定について

HPC版の背景絵は縦240ドットで横480以上の、 128色以下に減色した8bit/pixelのビットマップファイルのみです。 6万色モードでも作者の手抜きにより前記ファイルのみ指定できます。 横480ドットの場合は文字表示領域のみ、 横481ドットの場合は文字表示領域と左側1ドット、 横485ドット以上の場合はへこみや浮かびを表す部分も含めて背景絵が表示されるので、 横481ドットがお勧めです。
PsPC版の背景絵は縦192ドット、横320ドット以上の、 128色以下に減色した8bit/pixelのビットマップファイルのみです。
ガンマ補正は設定ダイアログで可能です。

Q.背景絵を表示すると色がおかしくなります。

256色の場合システムパレットをいじらないようにしていますが、 WinCE2.11や特にWinCE3.0の場合はシステムであらゆるパレット値を 使うようなのでどうしようもないです。6万色モードでどうぞ。

Q.ミニッツマスコットがくずれます。

256色の場合は色がおかしくなるのでカラーのマスコットは事実上つかえないです。 6万色の場合でも、24termは画面がすべて見えているときは なるべく画面スクロール(画面DC間でのBitblt)を用いるので、 画面に上書きされているミニッツマスコット等はスクロールしてくずれます。
マスコットをはじに寄せておくか、 あるいは背景絵を指定すると画面スクロールを用いなくなります。

Q.SSLとSSL Telnetの違いは?

SSLは接続開始時からSSLで、SSL Telnetは接続時は通常のsocketで telnet optionのネゴシエーションによりSSLモードに移行します。 imapsやpop3s、あるいはtelnetd-sslを-z sslで起動した場合は前者、 無指定あるいは-z secureで起動した場合は後者になります。 SSLの場合はもちろん、SSL Telnetの場合でも 通常のNon-secureなtelnetdにフォールバック接続はしません。

Q.telnetd -z secureにSSL Telnetで接続できません。

特定バージョンのtelnetd-sslで-z secureを指定すると、 内部的に-z verify=1 (クライアント証明要求)となってしまうのが原因です。 WinCEには、クライアント証明書をインストールすることはできません。 姑息な手段ですが、-z secure -z verify=2 と指定すると、 クライアント証明要求を回避することができます。 ( 2はSSL_VERIFY_FAIL_IF_NO_PEER_CERTですが単独では意味を持ちませんので。)

Q.SSLサーバ証明書をチェックするには?(02-4-12版)

この機能は試験的な実装です。 サーバから送られた証明書が設定ファイル内のものと 全く同じかどうかをチェックしているだけなので、 期限切れとかには対応していません。 WinCE自体に証明書チェインに基づく認証やルート証明局の追加などの機能がありますが、 それに基づくチェックではありません。

  1. 設定ファイル(.24ファイル)を作成します。 接続先(ホスト名)は debian.softclub.jp:zc のように、c を記述します。
  2. 設定ファイルをエディタで編集して、 [cert]項目を作成し、そこへサーバ証明書(pem形式)を記述します。
    サーバ証明書は/etc/ssl/certs等にあると思いますが、 秘密キーも一緒になっているので、 openssl x509 <telnetd.pem とかで安全に取り出してください。
    [24term]
    host=debian.softclub.jp:zc
    [cert]
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    qoqkdondQKDKXO+oiniown2klmAQiojfpoqwpodkcjiopqwjdpoqkw
    OIHIUhjknIUghU7IUnkgIoijoijHGojhoiqwbydgqoi/oijoiwdolo
    .....==
    -----END CERTIFICATE-----
    
  3. その設定ファイルで接続します。
なお、設定ファイルを新規保存しても[cert]は保存されません。設定ファイルの上書き保存では[cert]の内容はファイル中のものが保持されます。

Q.SSHは使えますか?

PortForwarderと組み合わせましょう。 接続先は : だけでローカルホストの23番に接続します。

Q..24ファイルの関連付けは?(02-4-12版)

設定ダイアログのメニューから可能です。 以前のように.24ファイルの新規保存では関連付けできません。

Q.接続先(ホスト名)が保存されないんですが…

接続先が設定されていない(接続先が空白か、-である)設定ファイルに 上書き保存した場合には接続先は書き込まれません。 これは、 コマンドラインから接続先と設定ファイル名の両方を指定されて起動された場合に、 接続先を設定ファイルに保存しないための配慮です。 別のファイルにいったん新規保存するか、 設定ファイルを直接エディタで編集してください。 通常の(Unicodeでない)テキストファイルです。